アクテージ体操 〜首こり・肩こり体操〜

Channel 3

首こり・肩こりは、なぜ起こる?

【監修】早稲田大学スポーツ科学学術院教授(スポーツ医学)福林 徹先生

首・肩には、常に大きな負担がかかっている。

首には血管・気管・神経など、大切な器官が集中しています。
しかし、首には筋肉が少なく、重い頭を支えるために、首の骨は前方に向かって湾曲しています(横から見るとS字カーブ)。
この形が、約5kg(スイカ約1個分)もある頭の重みをうまく分散しているのです。
また、上肢(肩甲帯・腕・手)は首周辺の筋肉からぶら下がっており、直接首や肩周囲の筋肉の負担になっています。

生活習慣と関連している、首こり・肩こり。

一般的に、首こりや肩こりの要因のほとんどは「生活習慣」と関係していると言われています。
例えば、長時間のデスクワークや長距離運転で同じ姿勢を継続したり、運動不足、精神的なストレスなどで筋肉を疲労させたりすると、筋肉が緊張して硬くなり、やがて、首こりや肩こりが起こるのです。
そして、「悪い姿勢などの生活習慣」を改善しなければ、こりは慢性化してしまいます。

(1)同じ姿勢を長く続ける
(2)同じ首・肩の筋肉だけ緊張して負担がかかる→筋疲労
(3)筋肉の緊張が高まり、また動かないことで筋肉のポンプ作用が働かず血行不良が起こる
(4)こりの慢性化

生活習慣の改善が、首こり・肩こり改善の第一歩。

私たちは日常生活に気をつけることで、首こりや肩こりを防ぐことができます。
姿勢を変えて、同じ筋肉だけに負担が集中しないように正しい姿勢を意識する、硬くなった筋肉に対して入浴・マッサージなどで血流を促してみる、または、特に肩甲骨を動かすストレッチやエクササイズを積極的に行うことが、効果的です。
一方で、気をつけたいのは、重大な病気が首こりや肩こりの要因となっているケースもあるということです。
一般的な対処法を行っていても症状が改善されない場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

入浴
入浴

頭の上でひじを曲げて手を合わせ、
ひじの角度をそのままでワイパーの
ように大きくゆっくり動かす。